生食用ブドウ新品種の育成、3 べと病抵抗性品種の育成

課題名 生食用ブドウ新品種の育成、3 べと病抵抗性品種の育成
研究機関名 山梨県果樹試験場
研究分担 生食ブドウ育種科
研究期間 継H24~33              
年度 2014
摘要  べと病抵抗性品種の育成では、新たに3組合せの交雑を行い、574粒の種子を獲得した。また、H25年度交雑実生について、直接噴霧接種法により、幼苗24個体から5個体を予備選抜した。べと病抵抗性育種母本の育成では、新たに3組合せの交雑を行い、504粒の種子を獲得した。また、H25年度交雑実生について、直接噴霧接種法により、幼苗23個体から12個体を予備選抜した。べと病抵抗性母本候補の抵抗性検定については、リーフディスク法を用い、「キャンベル・アーリー(強)」、「ピオーネ(中間)」、「ネオマスカット(弱)」を対照品種として「CHANCELLOR」、「SV12-417」を比較した。「CHANCELLOR」、「SV12-417」のべと病抵抗性は、中間の「ピオーネ」と同程度であることが判明した。花穂による抵抗性評価法の検討については、花穂がべと病に罹病しやすい展葉7~8枚時に接種試験を行ったが、過去の結果と同様に、「ネオマスカット」以外の「キャンベル・アーリー」、「デラウエア」、「ピオーネ」は花穂にべと病が発生する前に、灰色かび病の発生が著しく、べと病の発生状況は確認できなかった。次年度以降のべと病抵抗性の検定は、リーフディスク法により実施する。
カテゴリ 育種 新品種 抵抗性 抵抗性検定 抵抗性品種 評価法 品種 ぶどう

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