核果類新品種の育成 、3 オウトウ新品種の育成

課題名 核果類新品種の育成 、3 オウトウ新品種の育成
研究機関名 山梨県果樹試験場
研究分担 落葉果樹育種科
研究期間 継S63~              
年度 2014
摘要 3組合せの交雑を行い、390個の核を獲得した。平成25年度の交雑実生は、緑枝接ぎ後98個体を12月に定植した。 本年度結実した111個体について果実調査を行った。二次選抜系統「オウトウ山梨6号」は、原木が樹勢衰弱したため、複製樹および高接ぎ樹で特性を調査した。収穫始めはいずれも「高砂」より数日早く、果実重は6~7g、糖度は22%程度だった。極早生で着色良く食味も優れることから、関係団体などによる評価も高く、「甲斐オウ果6」の名称で品種登録申請した。一次選抜系統「オウトウ山梨7号」は5/26収穫始めで食味は良かったが果肉が軟らかく着色が悪かった。しかし、「オウトウ山梨6号」より開花が早く、S遺伝子型も6号および主要品種と異なることが明らかとなり、要望のある「オウトウ山梨6号」の受粉樹として有望であると考え、二次選抜系統とする。「16-161(紅秀峰×富士あかね)」は「高砂」より2日程度早く成熟する早生個体で、果実重7g、糖度27%で、着色に優れ、果肉も早生個体としては硬かった。本個体を「オウトウ山梨8号」とする。
カテゴリ おうとう 栽培技術 受粉 新品種 高接ぎ 品種 良食味

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