課題名 |
省力・環境負荷低減型防除技術の開発1 省力的な薬剤処理技術の確立 |
研究機関名 |
山梨県果樹試験場
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研究分担 |
病害虫科
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研究期間 |
完H22~26 |
年度 |
2014 |
摘要 |
(1)殺菌剤の果房浸漬による病害防除 ブドウ晩腐病に対して、インプレッション顆粒水和剤10倍、100倍果房浸漬区はともに防除効果は低かった。スクレアフロアブル200倍、1000倍浸漬区はともに高い防除効果が認められ、特に200倍浸漬区の防除効果が高かった。しかし、200倍浸漬区では実用上問題となる果実汚染、果粉溶脱が、1000倍浸漬区では実用上問題となる果粉溶脱が認められた。今後の検討が必要である。 (2)殺虫剤の果房浸漬による害虫防除 チャノキイロアザミウマを対象とし、甚発生条件下で効果を確認した。ディアナSC果房浸漬区は、被害度は低く、そのほとんどは軽微で高い防除効果が認められた。500倍と1000倍では効果の差はみられなかった。また、処理日から袋かけ前までの日数(4~14日)において区間の差は認められなかった。薬害については、ピオーネ、藤稔で処理時の粒径が10mmを超えるとリング状の果粉溶脱が見られた。
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カテゴリ |
害虫
環境負荷低減
ぶどう
防除
薬剤
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