課題名 |
抵抗性アカマツ「播磨の緑」接木試験 |
研究機関名 |
兵庫県立農林水産技術総合センター
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研究分担 |
森林林業技術センター資源部
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研究期間 |
完H25~26 |
年度 |
2014 |
摘要 |
目的:マツノザイセンチュウに強度の抵抗性を持つアカマツとして兵庫県が品種登録した「播磨の緑」の接ぎ木苗木生産実用化に向けて、接ぎ木成績のデータ収集を行う。 、成果:、・接ぎ木1年前に床替えしたクロマツ2年生台木に接ぎ木した結果、活着率は29%であった。許諾契約締結の際の当初計画でも活着率30%の計画であったので、このクローンとしては妥当な結果と思われた。また、キャビティコンテナ台木については太い苗木を選んで接ぎ木した結果、活着率は30%であった。昨年度と異なり、接ぎ木後に1本ずつポリ袋をかぶせ、寒冷紗で覆うなど細かな養生を行ったこともよかったと思われた。、・結果的に、活着率に普通苗台木とコンテナ苗台木に差はみられなかったが、活着後の伸長量は普通苗台木の方が大きかった。、・活着率向上のために、癒合剤等も試みたが効果はみられず、癒合剤は施用しない方が活着率が高いように思われた。
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カテゴリ |
台木
接ぎ木
抵抗性
苗木生産
品種
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