課題名 |
和歌山県の施設ショウガ産地における脱臭化メチル栽培マニュアルの開発 |
研究機関名 |
和歌山県農業試験場
|
研究分担 |
環境部
|
研究期間 |
完(H20~26) |
年度 |
2014 |
摘要 |
[目的]、 臭化メチルの代替剤として選定した土壌消毒剤の処理効率化を図るとともに、太陽熱土壌消毒等を用いた収穫後土壌消毒の効果向上技術について、マニュアルの改良・普及を行う。、[結果の概要]、①2月のメチルイソチオシアネート・D-D油剤処理において、予熱処理(土壌消毒前にあらかじめ地温を上げるために行うビニル被覆処理)および低透過性フィルムの使用による防除効果向上を検討した結果、慣行も含めたすべての処理区で防除効果が高く、予熱処理および低透過性フィルムの使用の効果は判然としなかった。また、メチルイソチオシアネート・D-D油剤の現地試験を行い、現地適応性を確認した。、②ショウガ収穫後の土壌消毒において、被覆周縁部にクロルピクリン錠剤を併用した二重被覆太陽熱土壌消毒により、処理期間を30日から20日に短縮でき、ショウガ後作のホウレンソウ立枯病に対する防除効果も向上した。、③以上の成果を踏まえて、マニュアルの改訂を行った。
|
カテゴリ |
くり
しょうが
立枯病
土壌消毒
防除
ほうれんそう
|