課題名 | エンドウを加害するウラナミシジミの緊急防除技術開発 |
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研究機関名 |
和歌山県農業試験場 |
研究分担 |
環境部 |
研究期間 | 継(H26~28) |
年度 | 2014 |
摘要 | [目的]、 ウラナミシジミによる被害を早期に予測し、農家へ予察情報として提供するとともに、防虫ネットを活用し、現地の栽培体系に適した総合防除技術を開発する。、[結果の概要]、①8~9月上旬におけるウラナミシジミの発生予察に活用可能と考えられるマメ科植物はハマナタマメ、ハマエンドウであった。、②日高地域でのウラナミシジミによる被害さや率は、10月8日で13%と最も多く、10月中下旬は5%程度で推移し、その後減少した。、③エンドウをネット資材で被覆したところ、4mm目白色防風ネット、1mm目防虫ネット、0.8mm目赤色防虫ネットは対照区(農薬散布)に比べて、全期間を通じてウラナミシジミによる花への産卵とさやの被害を低く抑えることができた。、④ウラナミシジミ卵に対して効果が高かった薬剤はカルタップ塩酸塩水溶剤、エマメクチン安息香酸塩乳剤、スピノサド水和剤の3剤であった。 |
カテゴリ | 病害虫 栽培体系 総合防除技術 農薬 防除 薬剤 |