鳥取スイカのブランド強化に必須となる安定出荷技術の確立

課題名 鳥取スイカのブランド強化に必須となる安定出荷技術の確立
研究機関名 鳥取県園芸試験場
研究分担 野菜研究室
研究期間 完、H23~26
年度 2014
摘要 目的:生産面積、出荷量確保のため安定栽培、省力栽培技術を確立する。、成果:ハウススイカの安定着果のために交配2週間前から保温処理を行った結果、夜間に内トンネル上全体を不織布で被覆した区は最低気温が約1℃高く、花粉発芽率もやや高かった。また、透明マルチ上に黒マルチを被覆した区は地温が低く、夜間の保温効果は認められなかったが、花粉発芽率は高くなった。、 昨年までに黒点根腐病に強い台木として選定した‘強者’の栽培適応性を検討した結果、4月8日定植の前進中型トンネル栽培では草勢も強く、果実品質も優れ、この作型への適応性は高いと考えられた。、 ハウス栽培におけるスイカのかん水指針を作成するため、土壌pFを指標としたかん水を、表層腐食質黒ボク土壌で検討した結果、かん水頻度、収穫前の土壌水分維持の観点から、株元からつる側80cmで深さ20cmの土壌pF2.7を基準に1回当たり20mmかん水するのが適当と考えられた。、 ハウス栽培における省力技術として、不織布のべたがけ栽培が果実品質・収量に及ぼす影響、併せて無被覆栽培に比べて収穫日の前進化の効果について検討を行った。不織布べたがけ栽培は 無被覆栽培と同等以上の果実品質・収量が得られた。不織布のべたがけ栽培のメリットとして、ハウス栽培においてトンネル → 不織布 → 無被覆の連続出荷が可能であり、作業の分散化、ミツバチの有効利用などのメリットが考えられた。また不織布べたがけ栽培は、トンネルの開閉作業が必要ないことから省力化の可能性も示唆された。
カテゴリ 栽培技術 出荷調整 省力化 すいか 台木 根腐病 ミツバチ

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