課題名 | 黒ボク畑地域の野菜供給量拡大と高品質生産技術の確立 |
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研究機関名 |
鳥取県園芸試験場 |
研究分担 |
野菜研究室 |
研究期間 | 新、H26~28 |
年度 | 2014 |
摘要 | 目的:ブロッコリーは加工・業務用栽培に適した条間と株間、並びに適品種の選定を行う。ミニトマト・中玉トマトは、つやなし果などの生育障害克服による安定生産技術の克服、ホウレンソウは多収栽培技術、葉ネギでは、冬季葉先枯症の対策確立を行う。、成果:ブロッコリーは収量増加ならびにコスト低減可能な栽培方法を検討するために条間ならびに株間を変えて(条間60~80cm、株間35~50cm)栽培した結果、総収量は条間と株間による差はなかったが、条間と株間の広い方が苗数は少なく、コスト低減できると考えられた。、 また、腐敗が少なく、多収の品種を選定するために7品種を比較検討した結果、‘11PL40’、‘12SKE5’、‘恵麟’は腐敗が少なく有望と考えられた。しかし、‘恵麟’は収穫期間が長くなったため、一斉収穫には適さないと考えられた。、 ミニトマト・中玉トマトは、遮光ネットの除去時期を9月上旬と10月上旬で比較した結果、ミニトマト‘サンチェリーピュア’では10月上旬に除去した区でつやなし果の発生がやや少なかったが、総収量、秀品収量は同程度であった。中玉トマト‘華小町’では除去時期による果実障害発生に差がなかった。抑制中玉トマトにおけるつやなし果等果実障害の発生と4-CPA(商品名:トマトトーン)濃度の関係を調査するために倍率を慣行150倍と高濃度100倍を比較した結果、100倍に高めることによりつやなし果、小ひび果が少なくなり、収量も増加した。、 ホウレンソウは、高温期のハウスにおけるホウレンソウの安定多収を目的として、白色の資材を用いた簡易マルチがホウレンソウの生育、収量に及ぼす影響について検討を行った。簡易マルチとして有機石灰(100kg~100kg/10a)、パーライト(250L/10a)が有効であり、無処理区に対して増収効果が認められた。、 葉ネギは、ハウス換気できない状態で最高気温が25℃以上になると葉先枯れが発生し、かん水により発生は軽減した。 |
カテゴリ | 加工 果実障害 高品質生産技術 多収栽培技術 低コスト トマト ねぎ 品種 ぶどう ブロッコリー ほうれんそう ミニトマト |