課題名 |
EOD技術による特産園芸産物の革新的な生産技術実証 |
研究機関名 |
鳥取県園芸試験場
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研究分担 |
花き研究室
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研究期間 |
新、H26~27 |
年度 |
2014 |
摘要 |
目的:EOD処理に対する反応性の高い品目の検索と11~1月開花花壇苗に対するR:FR混合照明の効果調査。、成果:春~初夏に開花する花壇苗等に対してEOD加温とEOD光照射、EOD加温とEOD光照射の併用処理を行い、生育促進効果等が得られる品目を検索した。EOD光照射・EOD加温により19品目のうち11品目で開花促進効果が確認され、15品目で主茎長が伸長した。品目毎に到花日数の短縮と主茎長の伸長する要因を確認したところ、カザニア、アゲラタムは加温の効果が高いが、キンギョソウ、ペチュニアは光の効果が高かった。EOD光照射+EOD加温の併用処理では、ルドベキア他5品目の効果が高かった。、 秋冬期に開花する花壇苗等に対してEOD加温とEOD光照射、EOD加温とEOD光照射の併用処理を行い、生育促進効果等が得られる品目を検索した。開花した26品目のうち18品目で開花促進効果が確認され、21品目で主茎長が伸長した。到花日数が短縮した品目のうちハナナ他5品目は光の効果が高く、キンセンカ他8品目は温度の効果が高かった。特にアブラナ科はいずれもEOD光照射による開花促進効果が高かった。主茎長が伸長した品目の殆どは加温より光の効果が高かった、 低日照となる秋冬期に開花する花壇苗等に対するR:FR混合照明の効果を確認した。1月下旬までに開花した24品目のうち12品目で開花促進効果が確認された。いずれもFR光の割合が多いほど到花日数が短く、主茎長が長くなった。特に、アブラナ科はいずれの品目においてもその傾向がみられた。キク科は、FR光により主茎長はいずれの波長も伸長するが、到花日数が短くなる品目は2品目であり反応は様々であった。効果とコストを考慮して今後の試作照明を作製する必要があると考える。
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カテゴリ |
アゲラタム
あぶらな
きく
きんせんか
コスト
ペチュニア
ルドベキア
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