持続可能な農業生産のための新たな総合的植物保護技術の開発

課題名 持続可能な農業生産のための新たな総合的植物保護技術の開発
研究機関名 広島県立総合技術研究所農業技術センター
研究分担 生産環境研究部
研究期間 新H26~30
年度 2014
摘要 1. 紫外光による病害虫防除技術の確立と誘導抵抗性の関与機構の解析、紫外線LED光(280~290nm,1300J/日)をトマトに接種前から照射することで,ToMVとCMVの発病が抑制できたが,TSWVは抑制できなかった。一方,タバコ属ではToMVとTSWVの発病が抑制できたが,CMVを抑制できなかった。、2. 生物間相互作用の解析と植栽管理手法に基づく難防除微小害虫防除のための総合的天敵強化技術の開発・実証、露地ナスへの窒素の施用量を増加させるとアブラムシ類の密度が高まり,捕食性のテントウムシ類やショクガタマバエ類等の天敵類の密度は高まったが,ヒラタアブ類については発生が殆ど無かった。、3. 微小害虫を対象とした新たな誘因・忌避技術の開発、タバココナジラミに対して,アセチル化グリセライド(AG)処理3日後の忌避性は認められず,残効は3日以下と推察された。AG処理はチョイス実験下で散布直後に強いタバココナジラミ忌避性を示した。定着後の移動分散は少ないため少なくとも6日の残効を示した。AG処理はノンチョイス実験下で散布直後に60%程度の忌避作用があり,70~80%の配偶阻害率があった。また,虫に直接散布した場合,強い忌避作用を示した。
カテゴリ たばこ タバココナジラミ 抵抗性 トマト なす 微小害虫 病害虫防除 防除

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