課題名 | ナシジョイント仕立て用大苗育苗の支援 |
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研究機関名 |
広島県立総合技術研究所農業技術センター |
研究分担 |
果樹研究部 |
研究期間 | 完H26 |
年度 | 2014 |
摘要 | 1.ジョイント用大苗育苗技術の現場移転、現地(世羅)でのジョイント仕立て大苗育苗の可否を判断するため,所内(安芸津)と現地の生育を比較した結果,顕著な生育差がみられ,現地の新梢長が劣っていた。地温差および日照時間差の影響が新梢の生育差の要因として考えられたが,現地ではアブラムシ類の多発生による影響もあったため,地域差による大苗育苗の可否は判断できなかった。、2.垣根状ジョイント仕立て用の大苗の低コスト生産の可能性調査、1年生接ぎ木苗木の新梢1本および2本伸長区と,2年生切り返し苗木2本伸長区での生育比較を行った。新梢伸長は1年生接ぎ木1本伸長区が,最も長く伸長し,苗木全長は1年生接ぎ木1本伸長区と2年生切り返し苗区で同等であった。1年生接ぎ木苗1本伸長により,ナシジョイントマニュアルに準じ,約60cmで強い切り返しを行った苗木と同等の新梢伸長が可能であると考えられた。 |
カテゴリ | 育苗 接ぎ木 低コスト |