課題名 |
ピーマンの立枯症状の原因解明と早期診断技術の確立 |
研究機関名 |
山口県農林総合技術センター
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研究分担 |
資源・野菜
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研究期間 |
完H24-26 |
年度 |
2014 |
摘要 |
目的、山口市では露地および施設においてピーマンが栽培されているが、近年原因不明の立枯症状による被害が多発し問題になっている。立枯症状の原因を解明するとともに、立枯症状が発生した場合、迅速に対応・対策が講じられるための早期診断技術を確立する。、成果、(1)立枯症状の要因は、生理障害と病害に分けられ、病害による立枯は露地で100%、施設で63.6%であった。、(2)立枯性病害の発生圃場率は、施設で白絹病28.6%、疫病28.6%、フザリウム病28.6%、青枯病14.3%、露地で白絹病75.0%、青枯病50.0%であった。マッピングによる地域差は認められなかった。、(3)疫病、青枯病は、ピーマン萎凋株を対象にイムノクロマト法による診断が可能であった。診断に用いるサンプル部位は、疫病では地際部と根部の混和したもの、青枯病では茎下部の導管部が褐変している部位が適していた。、(4)土壌からPCR法による青枯病菌の高感度検出が可能であった。本手法により栽培前の土壌を調査することで青枯病菌の有無が確認できる。、、
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カテゴリ |
青枯れ病
診断技術
生理障害
ピーマン
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