農業用シートの実用性実証委託試験

課題名 農業用シートの実用性実証委託試験
研究機関名 香川県農業試験場
研究分担 作物・特作部門
野菜・花き部門
府中果樹研究所
研究期間 完H26
年度 2014
摘要 目的:県内企業が開発した農業・土木用高機能シートについて、ネギ、イチゴ、カーネーション栽培における地温抑制効果の実証を行うとともに、茶園、ウンシュウミカン園における防草・抑草効果の実証を行う。、成果:①ネギ栽培における地温抑制効果について、7月定植・9月どり作型でタイベックマルチシートと試作資材を比較したところ、タイベックマルチシートほどの地温昇温抑制効果はみられず、収量も劣った。②イチゴ栽培における培地温度上昇抑制効果について、試作資材でピートバッグを試作したところ、高温期の培地昇温抑制に優れ、年内から年明けにかけての収量性も慣行ピートバッグより優れた。培地水分が蒸散で奪われるため低く推移することから給水量の検討が必要と考えられた。③カーネーション栽培における地温抑制シートによる地温抑制効果を検証した結果、対照の慣行資材と比較して夜間地温は低く推移した。1番花の切り花品質、開花期は対照と同程度であった。 ④茶について、遮光率の高い被覆資材では、雑草の有無にかかわらず、長期間被覆しても後発雑草は見られなかった。このうち2種の資材が特に抑草効果が高いと考えられた。⑤果樹について、試作したマルチ被覆資材の違いが「宮川早生」の果実品質に及ぼす影響を調査した結果、市販の「タイベック」と同程度に糖度計示度が高かった。
カテゴリ 病害虫 いちご 温州みかん カーネーション 栽培技術 雑草 ねぎ

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