| 課題名 | 過熱蒸気による環境にやさしい木材保存技術に関する研究 |
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| 研究機関名 |
高知県立森林技術センター |
| 研究分担 |
資 源 利用課 |
| 研究期間 | 完H23~26 |
| 年度 | 2014 |
| 摘要 | 目的:ウッドデッキ等に国産材を利用する場合、比較的安価でノンケミカルな木材保存処理技術として、過熱蒸気を用いた熱処理が考えられるが、実用サイズのスギ材、ヒノキ材への処理効果に不明な点が残されており、また、事業化レベルの処理装置も外国産のものしかないため処理コストがかなり高くなっている。そこで、本研究では高知県産スギ、ヒノキ材の過熱蒸気処理の有効性を確認することで、県内機械メーカーによる装置開発を促進させる。、成果:①防腐効果についてはJIS K 1571の質量減少率3%以下を基準にした。その結果、230℃では、スギ・ヒノキともに9時間で角材、13時間で板・角材が、240℃では、スギの5・9・13時間、ヒノキの9・13時間で板・角材の防腐効果が認められた。なお、220℃、17時間でもスギの板・角材、ヒノキの角材で、効果が認められた。②シロアリの食害試験は設置後2年目のスギ材は角材、板材、杭の試験体において、過熱蒸気処理だけのものは、無処理と同程度にシロアリの食害を受けた。しかし、ヒノキ精油を塗布したものは、板材・杭は被害度は0で角材も被害度は少なかった。設置後1年目のヒノキ材は、角材、板材の試験体には、食害が認められなかったが、杭に試験体には食害が認められた。③スギおよびヒノキ材を本処理条件で過熱蒸気処理すると、落下した鉄球によりできた凹みの平均直径が、無処理材と比較してスギ、ヒノキともに約1mm程度、大きかった。そのため本処理により材の表面が若干傷つきやすくなった可能性がある。④本処理条件で過熱蒸気処理したスギおよびヒノキ材の平均曲げ強さは、無処理材の60%程度となったことから、本処理することにより材の曲げ強さが低下することが判った。過熱蒸気処理材の強度等に関しては、処理装置の性能や処理時の昇温速度等の影響を受けることが考えられるため、最適な処理条件については、今後に課題が残された。、 |
| カテゴリ | コスト |