課題名 | ムギ類ゲノム育種システムの高度化とミネラル制御遺伝子同定への応用 |
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課題番号 | 2014026451 |
研究機関名 |
岡山大学(資源植物科学研究所) 岡山大学(資源植物科学研究所) 国立大学法人京都大学 |
研究期間 | 2013-2015 |
年度 | 2014 |
摘要 | オオムギゲノム育種システムの開発についてはすでに品種解析の大部分が終了し、十分な多型を得た。ムギ類DNAマーカー作成システムの開発についてはオオムギ部分のデータベースの初版を公開し、育種家の評価も得て、要望に応じて機能を追加した。カドミウム制御遺伝子を導入したオオムギ系統の開発については、予備解析が終了して系統間に変異を同定しており、QTLを検出した。(オオムギ)アルミニウム耐性遺伝子発現制御因子の単離については、耐性遺伝子HvAACT1の発現を制御する因子をほぼ特定した。(オオムギ)カドミウム制御QTLの同定については、いくつかの集団を用いて、QTLを2つ同定した。コムギゲノム育種システムの開発については、コムギ品種群の塩基配列解析を終了し、多型を検出した。コムギカドミウム制御QTLの同定については、分離集団のジェノタイピングと連鎖地図構築を終了し、イネのホモログの解析から発現量に差のある遺伝子を発見した。 |
カテゴリ | 育種 大麦 ゲノム育種 データベース DNAマーカー 品種 |