大豆の作期前進に対応可能で密植栽培に適した品種の育成

課題名 大豆の作期前進に対応可能で密植栽培に適した品種の育成
課題番号 2014026878
研究機関名 (独)農業・食品産業技術総合研究機構
(独)農業・食品産業技術総合研究機構
研究期間 2014-2018
年度 2014
摘要 (1)現地試験で狭畦栽培を行った「はつながは」は標準畦栽培の「フクユタカ」と比較して坪刈りにおいては多収、高蛋白、高品質となった。試作試験を行った「フクハヤテ」は隣接圃場の「フクユタカ」に坪刈り収量でやや劣ったが蛋白質含有率は同じで成熟期は早く、品質で勝った。収穫物は次年度の加工試験に利用する。これら現地試験等は計画より一年早く開始している。
(2)いずれの有望系統も早播種期および標準播種期において狭畦栽培により標準畦栽培と比較して早期に畦間を茎葉が覆うため、狭畦栽培により雑草が抑制されると思われる。また、いずれの有望系統も標準播種期においては狭畦栽培により標準畦栽培よりも多収となった。今年度の夏季がかなり寡照で平均的な気象条件でなかったため、年次を重ねて再度早播試験を行う必要がある。
(3)後続系統については早播種期・狭畦栽培により早播種期・標準栽培の「フクユタカ」並の収量で高蛋白の系統を選抜した。後続系統についてはほぼ計画通りである。
カテゴリ 病害虫 加工 狭畦栽培 雑草 大豆 播種 品種

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