課題名 | 作期前進化と狭畦密植による大豆作の安定多収技術の確立 |
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課題番号 | 2014026879 |
研究機関名 |
(独)農業・食品産業技術総合研究機構 (独)農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究期間 | 2014-2018 |
年度 | 2014 |
摘要 | (1)サチユタカA1号,関東127号,作系155号,四国15号を6月10日前後に播種することで,慣行時期に播種したフクユタカと比較して,約2週間早く収穫が可能であった. (2)サチユタカA1号と作系155号の地上部生育量が大きかった.例年通りの日射量・日照時間があれば莢数の増加によりさらなる増収が期待できる. (3)四国15号の地上部生育量はサチユタカA1号や作系155号より小さいが,収量は条間35cmで栽培すると慣行栽培のフクユタカより増収傾向があった.作系155号も条間20cmや35cmの狭畦密植で慣行のフクユタカよりも増収傾向があった. (4)条間が狭まるほど,最下着莢節位高が高まり,収穫ロスが軽減される傾向があった. (5)慣行のフクユタカより多収となった,四国15号の条間35cmや作系155号の条間20cmと35cmの倒伏指数は1.5より小さく倒伏の面からも有望であった. (6)圃場の来歴により,雑草の発生量は反復間で変動が大きかったが,条間20cmでは無中耕無倍土でもほとんど雑草の発生は見られなかった.条間35cmでも条間70cmと比較すると低い傾向があった. |
カテゴリ | 病害虫 安定多収技術 雑草 大豆 播種 |