立枯性病害の抑制技術の開発

課題名 立枯性病害の抑制技術の開発
課題番号 2014026883
研究機関名 (独)農業・食品産業技術総合研究機構
(独)農業・食品産業技術総合研究機構
研究期間 2014-2018
年度 2014
摘要 <黒根腐病>
バイオトロン内試験においても生育前半に日長を長くすることで生育を確保でき、根の判定に強弱で差が明瞭となった。また、屋外での試験(5月播種)では短日処理および無処理区を作成したが、短日処理区については生育が確保できず、判定が困難であったが、無処理区については品種によって発病時期が異なるものの、強弱の明瞭な差が確認された。また8月播種(屋外)では品種間差が明瞭に確認できなかった。
<茎疫病>
(1) 中央農研圃場にダイズ18品種を播種し、生育前期および生育中後期に播種数に対する健全株率を算出したところ、ダイズ品種間で差が認められた。
(2) 温室のポット植えダイズに茎疫病菌を接種し、異なる生育ステージでの罹病率・枯死率を調査した。播種後18日までの納豆小粒では、70%以上の個体が枯死し、播種後21日までのヒメシラズでは、80%以上の個体が枯死した。播種後3週間を経過した場合も、両品種ともに高い割合で罹病したが、枯死に至る個体数は減少した。
(3) 種子塗沫殺菌剤を処理したポット植えダイズを温室で栽培し、異なる生育ステージで茎疫病菌を接種した。殺菌剤無処理区では、接種後数日で発病したが、3種の薬剤処理区では発病が抑制され、枯死する個体数も減少した。これら3薬剤は、播種後30日まで高い防除効果を示したが、播種41日後に茎疫病菌を接種した場合、3種全てにおいて防除価の低下が見られた。
カテゴリ 黒根腐病 大豆 播種 品種 防除 薬剤

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