| 課題名 | 寒地の大規模ソバ産地で安定多収に寄与する難脱粒性ソバ品種の開発 |
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| 課題番号 | 2014026887 |
| 研究機関名 |
(独)農業・食品産業技術総合研究機構 農研機構 |
| 研究期間 | 2014-2018 |
| 年度 | 2014 |
| 摘要 | ・6月上旬までは干ばつ気味であったが、それ以降は雨天が長期間続いた。降雨のため特に晩播区で倒伏が多発した。登熟は概ね平年並みに推移した。 ・生育日数は、キタワセソバ<芽系35号<芽系34号で、「芽系34号」は「キタワセソバ」よりも約2週間、「芽系35号」は2日長かった。 ・「芽系34号」、「芽系35号」の子実重の「キタワセソバ」比は標播でそれぞれ116と123、晩播で159と140で「キタワセソバ」よりも多収であった。 ・コンバイン収穫適期とされる黒化率90%では「芽系35号」の脱穀・選別損失が大きいため損失合計は「キタワセソバ」よりも大きかったが、黒化率100%では「キタワセソバ」の自然脱粒の増加と「芽系35号」の脱穀・選別損失の減少により損失合計は「キタワセソバ」よりもやや少なくなった。 ・現地における極遅刈コンバイン収穫試験では、「キタワセソバ」および「芽系35号」の自然脱粒重と割合はそれぞれ8.6kg/aと77.8%および5.0kg/aと62.6%で「キタワセソバ」が高かった。一方「芽系35号」は「キタワセソバ」と比較して単粒による脱粒は少ないが花房のままの脱粒が多かった。 ・北農研における食味試験は標播では「芽系34号」「芽系35号」ともに「キタワセソバ」よりも劣る結果であったが晩播ではかたさ、そばらしさに優れていた。一方A社の結果は低評価であり特に色に劣っていた。B社も同様で色の評価が低かった。 ・長野県における「芽系34号」と「芽系35号」の子実重は、春播きでは「しなの夏そば」比は101と99、夏播きでは「信濃1号」比135と153であり、夏播きの収量性が優れていた。 |
| カテゴリ | 寒地 そば 品種 良食味 |