| 課題名 | 3元交雑種への飼料用米および規格外カンショ主体の自給飼料多給による豚肉の高品質化 |
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| 課題番号 | 2014027446 |
| 研究機関名 |
(国) 山形大学 農業・食品産業技術総合研究機構畜産草地研究所 |
| 研究期間 | 2010-2014 |
| 年度 | 2014 |
| 摘要 | これまでに得られた当所試験施設内における実験から決定した配合割合を用いて、実験の茨城県牛久市内にある養豚生産農家(常陽醗酵農法牧場)において、肥育後期のブタ20頭を用いた実証試験をおこなった。試験は体重65kgから、飼料用玄米とカンショを出荷(体重約120kg)まで給与した。飼料用玄米50%、カンショ(芋ようかん)残さ25%を配合した試験飼料を給与するブタ(飼料用玄米・カンショ給与区)と、一般的なトウモロコシ主体の指定配合飼料 を給与するブタ(対照区)を比較した。その結果、飼料用玄米・カンショ給与区は、成長の早さや、飼料摂取量は対照区と変わらなかった。歩留まり、筋肉内脂肪含量、肉色、脂肪色、クッキングロス、剪断力価に給与飼料による差はなかった。ドリップロスは飼料用玄米・カンショ給与区で対照区より少なかった。背脂肪および筋肉内脂肪の脂肪酸組成は、飼料用玄米・カンショ給与区が対照区より一価不飽和脂肪酸割合が高く、多価不飽和脂肪酸割合が低かった。これらの結果から、養豚生産者の管理下においても飼料用玄米とカンショ残さを合わせて75%配合した飼料によってトウモロコシ主体飼料と遜色なく成長し、また脂肪酸組成に特色のある豚肉を生産できることを明らかにした。 |
| カテゴリ | かんしょ 出荷調整 飼料用米 飼料用作物 とうもろこし 豚 |