イチゴの夏秋どり品種の育成と高設栽培における高品質安定生産技術の構築

課題名 イチゴの夏秋どり品種の育成と高設栽培における高品質安定生産技術の構築
課題番号 2014027553
研究機関名 (国)千葉大学
九州沖縄農業研究センター 
研究期間 2010-2014
年度 2014
摘要 暖地・温暖地の施設イチゴでは、規模拡大による生産基盤の強化が重要な課題となっている。そこで、大規模経営を可能とする周年多収生産技術を開発するために、生産が困難な夏秋季における安定生産技術を構築する。本課題では、イチゴの夏秋どり栽培に適した品種を育成するとともに、高設栽培における養液管理技術と局所環境制御技術を開発する。
 平成26年度は、太陽光利用型植物工場において、昨年度に開発した‘夏の輝’を用いた夏秋どり栽培と促成栽培を組み合わせた年2作生産体系を実証し、収益性を評価した。夏秋どり栽培(開発品種‘夏の輝’を使用)および促成栽培の組み合わせによる年2作体系に適する栽培法「栽培槽・育苗法」を検討し、「プラスチック・バッグ」を採用した。採用した栽培法を用いて‘夏の輝’と‘紅ほっぺ’による年2作体系を検討し、収益性を評価した結果、一般の促成栽培(静岡県の平均収量)に比べて顕著に増収し、収益が向上した。
カテゴリ 育苗 いちご 環境制御 管理技術 規模拡大 大規模経営 品種

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