省力高効率生産システムの実証と生産コスト評価①

課題名 省力高効率生産システムの実証と生産コスト評価①
課題番号 2014027556
研究機関名 (国)千葉大学
三重県農業研究所
研究期間 2010-2014
年度 2014
摘要 三重県に整備された植物工場拠点において、トマトの低段密植栽培を行い、統合環境制御情報や栽培情報、エネルギーの動態に関するデータを収集と解析を進めることで栽培環境の最適化技術の確立を図り、可販果1㎏あたりのコストの最小化を検証した。

 これまでの研究成果であるCO2施用方法の改善および2本仕立てにより、経営モデルの原価削減程度を評価した。2本仕立てにより、種苗費が45%削減、CO2施用方法の改善でCO2施用費が37%削減された。その結果、生産原価では9%、一般管理費なども含むすべての原価では5%の削減効果があることが示された。

 2本仕立て栽培方法は通常の片側誘引栽培よりも作業者の習熟度が低いため、2本仕立て定植のための作業工程見直しが必要である。また、ヒートポンプによる夜間冷房の効果は明らかであるが、現状の電気使用量ではコスト面で見合わない。夜間冷房技術の利用のためには、ハウスの保温性を向上させる資材や仕組みの開発が求められる。これらは暖房や湿度制御などにも好影響であるので、今後の技術開発が期待される。
カテゴリ 環境制御 経営モデル コスト 栽培技術 CO2施用 トマト ヒートポンプ

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