地表面被覆による放射性物質の飛散防止技術の開発

課題名 地表面被覆による放射性物質の飛散防止技術の開発
課題番号 2014027641
研究機関名 (独)農業環境技術研究所
(独)農業環境技術研究所
(独)農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究センター
内外エンジニアリング
研究期間 2013-2014
年度 2014
摘要  黒ボク畑において風食のモニタリングを継続(2年目)した。観測の結果、カバークロップ区では裸地区に比べ強風時の飛散粒子数が千分の1以下の水準であった。このことからカバークロップ施用が土壌飛散を抑制し放射性物質の拡散防止に役立つと確かめられた。
 黒ボク傾斜畑において土壌侵食のモニタリングを継続(2年目)した結果、カバークロップ区では裸地区に比べ2014年1年間に流出した水量は90%、土砂量は4%、放射性セシウム量は2%程度と表面被覆により放射性セシウムの流出防止効果が高いことを明らかにした。
 カバークロップ数種について土壌流亡防止ないし雑草抑制のいずれかの効果はみられたものの両立する種は確認できなかったため、混播やリレーで対応することが保全管理に有効と考えられた。
カテゴリ 病害虫 雑草 モニタリング

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