課題名 | 寒冷積雪地帯での土地資源と自給飼料を活用した肉用牛飼養技術の開発 |
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課題番号 | 2015027793 |
研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
協力分担関係 |
岩手大学 |
研究期間 | 2011-2015 |
年度 | 2015 |
摘要 | 放牧後の代償性成長を活用した放牧肥育に関しては、_x000D_ a) 2シーズン放牧における肥育中期のダイズサイレージ給与は枝肉に顕著な影響を与えなかったことから、国産飼料としてダイズサイレージの肉牛への利用が可能であることを示した。_x000D_ b) 放牧条件下で6~7月に生まれ、親子放牧した短角子牛(夏子)は通常の短角子牛(春子)より初期発育が優れており、放牧地生産 のメリットを明らかにした。_x000D_ c) 農業用シートを利用して、これまで捕獲出来なかったアカウシアブを含む多くの種類のアブに対して効果があり、運搬・保管の容 易な新型トラップを開発した。作成方法はウェブサイトで明らかにした。_x000D_ d) 赤身牛肉の劣化臭について官能評価を実施し、赤身牛肉の酸化臭は脂質過酸化の初期段階で発生し、直線的に強度が増加すること 、酸化臭が強いと判断される脂質過酸化度(TBARS値)及び油脂TBA試験紙のa*値を明らかにした。_x000D_ 寒冷地積雪地域の多様な自給飼料資源を活用した黒毛和種生産技術に関しては、_x000D_ a) 冬期屋外飼養の普及活動を行い、新規に11軒の農家での取り組みを得るとともに、冬季屋外飼養時における土壌養分の変動を検討 し、給餌場周辺の土壌養分濃度が高まることを明らかにした。_x000D_ b) 牛の発情を検知するシステムの精度検証を行い、乗駕検知及び許容判別について高い精度で検知可能であることを示した。_x000D_ |
カテゴリ | 高付加価値 大豆 肉牛 |