課題名 | 暖地における周年放牧を活用した高付加価値牛肉生産・評価技術の開発 |
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課題番号 | 2015027794 |
研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究期間 | 2011-2015 |
年度 | 2015 |
摘要 | 水田・耕作放棄地を活用した放牧肥育に関しては、_x000D_ a) 九州の低標高地域における去勢牛を対象とした生産者向けの周年放牧肥育技術のマニュアルを作成した。内容は本技術の概要説明 から始まり、留意点、放牧地や牛の準備、飼料及び牛の管理、生産物の特徴、九州研の現地実証事例等を盛り込んだ。いずれも繁殖牛放牧や牛舎内での慣行肥育とは異なる、本技術特有の要点を重点的に解説した。_x000D_ b) 和牛以外の品種への周年放牧肥育技術(又はその改良型)の適用が可能かどうか検討し、熊本県小国町の生産者から導入したジャ ージー雄子牛を3~6ヶ月齢の期間に放牧肥育し、出荷時体重約200kg、極めて低脂肪の肉生産ができることを明らかにした。_x000D_ c) 現地実証試験で生産した牛肉(3頭分)を実際に販売するためのフードチェーンの構築や、牛肉購入者へのアンケートを通じて、(1)予めの販路確保、(2)予め販路が確保されていない場合はフードチェーン醸成の場の創造が有効なこと、(3)販売・流通サイドは生産 物の特徴を消費者に伝えることが必要であること等を明らかにした。_x000D_ |
カテゴリ | 高付加価値 出荷調整 水田 繁殖性改善 評価法 品種 |