課題名 |
高度苗立性を有する水稲直播栽培向け品種の開発 |
研究機関名 |
地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部上川農業試験場
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研究分担 |
研究部水稲G
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研究期間 |
完H25~27 |
年度 |
2015 |
摘要 |
目的:農家の高齢化や米価の低迷により、水稲栽培においては規模拡大および省力化が求められており、直播栽培はそのための有効な栽培技術である。今後、直播面積を拡大していくためには苗立性の安定が重要であり、苗立性の優れた直播向け品種の開発が必要である。そのため、高度苗立性を有する水稲直播栽培用系統品種を開発する。、成果:高度苗立性を有する直播栽培品種の育成を目的に交配を実施した。葯培養固定系統について熟期、草姿、倒伏性等による圃場選抜、耐冷性やいもち病抵抗性の評価を行った。玄米品質等で選抜した系統について、アミロースおよび蛋白質含有率を調査した。選抜系統について、直播栽培による生産力検定を実施した。、育成系統について、圃場による苗立ち検定や冷水掛け流しによる低温苗立ち検定を行い、苗立ち性を評価した。また、育成系統および交配母本について湛水直播落水出芽法により機械播種(条播機)を行い苗立性の確認を行った。以上により高度苗立ち性を有する系統を選抜した。、、、
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カテゴリ |
いもち病
規模拡大
栽培技術
直播栽培
省力化
水稲
抵抗性
播種
品種
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