| 課題名 |
マルハナバチおよびホルモン処理が不要な単為結果性トマトの栽培技術開発 |
| 研究機関名 |
地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部道南農業試験場
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| 研究分担 |
研究部生産環境グループ
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| 研究期間 |
継H26-28 |
| 年度 |
2015 |
| 摘要 |
〇研究の目的: トマト生産において法律対応と省力化を可能にする単為結果性トマトの導入を推進し、北海道のトマト生産を発展させるために、単為結果性トマトの栽培特性に対応した安定多収栽培技術を開発する。、〇研究内容、 1)単為結果性トマトの特性(果実肥大・果房・果実品質)の把握(H26~27年度)、 2)単為結果性トマトの可販果収量向上策の検討(H26~28年度) 、 3)単為結果性トマトの栽培体系の確立(H27~28年度) 、〇成果概要: 1)単為結果性品種の主要特性を2作型で明らかにした。単為結果性品種はいずれの作型でも果実規格は小さい傾向であったが収穫個数が安定して多かった。「パルト」は果実規格が比較的大きかった。、 2)果房段位別に規格別収穫個数を明らかにした。単為結果性品種は各果房の収穫総個数は多いが、全果房で果実が小さい傾向でM~2S規格が多かった。、 3)果実断面の外観に明確な差異は見られず、商品性に問題はないと考えられた。果実品質は「パルト」はBrix値、滴定酸度、乾物率、ゼリー部重比が「CF桃太郎ファイト」と同程度であったが、「F1-82CR」は上記4項目のいずれも低かった。、 4)可販果収量向上策を検討した。「パルト」は多回数かん水処理では収量増減はみられず、摘果処理では果実Brix値はやや高かったものの収量は少なくなった。可販果収量向上策としては、両品種を通して、多回数かん水処理は一定の有効性がみられたが、摘果処理は果実数の減少による収量低下が明らかでLサイズ以上の収量の増加も望めないことから不適と考えられた。、 5)可販果収量向上策検討のうち、追肥時期については適切な遂行ができなかったため考察できなかった。、 6)栽培体系の確立を目指して、組合せ処理(摘果あり×多回数かん水)の効果を検討した。摘果による収量減少が明らかであったので、以後の総合改善区は摘果なしと多回数かん水の組み合わせが妥当と考えられた。、 7)以上のことから、単為結果性品種の個数多収性を活かした可販果収量向上策の検討が有望と考えられた。
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| カテゴリ |
栽培技術
栽培体系
収量向上
省力化
多収栽培技術
多収性
単為結果
トマト
品種
マルハナバチ
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