課題名 | 大豆多収阻害要因の実態解明と効率的な多収阻害要因改善の実証 |
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研究機関名 |
宮城県古川農業試験場 |
研究分担 |
土壌肥料部・作物保護部・水田利用部 |
研究期間 | 新H27~31 |
年度 | 2015 |
摘要 | <目的>、 宮城県の大豆生産は平均単収が148kg/10a(平成25年産)であり,ほ場により収量の変動差が大きく,低収になりやすい水田転作での作付けに対応した技術導入により,生産性の向上を図る必要がある。そこで,大豆の生産性等に影響を及ぼしている様々な多収阻害要因を的確に把握し,生産現場においてほ場ごとに適切な営農対策技術を講じるための生産支援マニュアルを策定する。、<成果>、1)低収は着莢数の減少に起因した。その要因として根粒の着生状態が悪かったことが共通していた。その他に,ほ場排水不良による黒根腐病発生の助長,雑草発生,可給態窒素の不足が関与していると考えられた。、2)大豆黒根腐病はすべての調査ほ場で発生が認められたが,発生程度はほ場により異なった。また,根粒の着生程度はほ場により差があり,低収ほ場では同一ほ場内でもバラツキがあった。 |
カテゴリ | 病害虫 黒根腐病 雑草 水田 大豆 |