課題名 |
農業政策の転換期における秋田県農業の強化に関する研究 |
研究機関名 |
秋田県農業試験場
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研究分担 |
企画経営室
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研究期間 |
完H26~27 |
年度 |
2015 |
摘要 |
目的:本県農業における生産基盤の強化と収益性の向上が重要な課題となっており、その支援方策を6次産業化や人材育成の面から提示する。 成果:①県内の主要12社で製造されているいぶり漬けは、50%以上が県外で販売されており、伸びしろがあることから、製造拡大に向けた技術開発・研究が必要であることを明らかにした。②農業法人におけるエダマメの生産は、共同選果施設を利用する出荷体系でも、法人としての所得が確保でき、こうした出荷体系により、エダマメ後作キャベツの導入が可能になることを明らかにした。③経営継承期の農業者を対象とした「次世代農業経営者ビジネス塾」について、インストラクショナル・デザイン(教育設計)の代表的なモデル(分析、設計、開発、実施、評価のサイクルを改善につなげる)を適用することにより、担当者の経験則や思い込みに頼らない、効果的な研修の提供が可能になることを明らかにした。また、集落型法人の経営継承には、経営戦略構築、後継者育成、農村・地域との信頼関係継承の各支援が必要となることを明らかにした。
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カテゴリ |
えだまめ
キャベツ
経営管理
出荷調整
人材育成
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