耕畜連携の強化による飼料コスト低減化技術の、現地実証

課題名 耕畜連携の強化による飼料コスト低減化技術の、現地実証
研究機関名 秋田県畜産試験場
研究分担 飼料・家畜研究部
比内地鶏研究部
研究期間 新、(H28)、~、(H30)
年度 2015
摘要 研究の目的、 日本一の水田地帯である東北の利点を生かし、耕種農家から産出される自給飼料を安価に効率的に畜産農家に提供する技術の普及を図る。、 特に、全国に先駆けて東北地域で開始された転換畑での子実用トウモロコシ生産  を今後の有望な自給飼料ととらえ、これを支える技術を普及させ、飼料米とともに  安価な国産飼料供給システム構築の礎にする。、 さらに子実トウモロコシや飼料用米に組み合わせて活用できる自給可能な高タンパク質飼料「大豆ホールクロップサイレージ」の供給実証試験を行うとともに、東北地域に存在する稲わら等の低利用資源や、過湿転換畑等の低利用の生産基盤を活用して、より安価で安定した稲わら供給および耐湿性牧草の生産技術も合わせて普及させ、耕畜連携を一層強化して自給飼料の安定供給に貢献する。、試験計画(秋田県畜産試験場分)、 子実トウモロコシ生産と養鶏における利用技術の確立、  (1) 湿害回避栽培技術の実証、  湿害の発生する圃場において、プラウ耕, 畝立て播種の各栽培方法が生育および収量に与える影響を慣行の栽培方法と比較し、湿害軽減条件を明らかにする。、(2) 低コスト栽培技術の実証、   家畜ふん堆肥に含まれる肥料成分をもとに、堆肥施用量と化学肥料との最適組み合わせ利用方法を明らかにする。、(3)比内地鶏への技術の開発、   比内地鶏の各成長ステージに適した給与技術の確立にむけ、中期と後期において乾燥子実トウモロコシ給与が増体、肉質等に及ぼす影響を明らかにする。、既往の成果、  (1) 低コスト化および土壌撹乱の少ない播種方法として不耕起播種技術があり、秋田県では、生研センターをはじめとして他5県(岩手, 群馬, 神奈川, 愛媛, 徳島) と不耕起播種技術について協定研究を行っている。、  (2) 堆肥を活用した栽培技術では、牧草において、堆肥と化学肥料の組み合わせにより減肥する技術を確立した。、  (3) 「飼料用米の給与による畜産物の差別化技術及び家畜の健全性向上技術の開発」 の中でも、飼料用米と他単味飼料との組み合わせ利用について研究した。
カテゴリ 乾燥 栽培技術 湿害 飼料用米 水田 耐湿性 大豆 低コスト とうもろこし 播種

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