課題名 | 高温期に発生する作物の品質障害(裂皮)に関する障害発生機構の解明 |
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研究機関名 |
茨城県農業総合センター農業研究所 |
研究分担 |
作物研究室 |
研究期間 | 完H26~27 |
年度 | 2015 |
摘要 | 目的:水稲子房における「割れ・裂け」症状による品質障害発生のメカニズムを解明する。本年度は登熟期の土壌水分ストレスが,蒸散速度,気孔コンダクタンス,植物体表面温度,穎果の生長に関わる諸形質と裂皮発生に及ぼす影響を明らかにする。、成果:登熟期の土壌水分ストレスにより,籾内部は水ストレスを受ける。ストレスを受ける時期が含水量の増加を背景とした穎果の急速な体積増加期もしくはそれ以前である場合,裂皮の発生率は高くなる。また弱勢穎果(3次籾)では,生長停滞期の存在によりストレスを受けやすい期間が長いため,裂皮発生率が顕著に高くなる。 |
カテゴリ | 水稲 |