| 課題名 |
ムギ・ダイズの安定生産に向けた湿害回避技術とダイズの茎疫病防除体系の確立 |
| 研究機関名 |
茨城県農業総合センター農業研究所
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| 研究分担 |
作物研究室,病虫研究室
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| 研究期間 |
完H25~27 |
| 年度 |
2015 |
| 摘要 |
目的:排水性が劣る水田輪換畑において,土壌の排水性改善と畝立て同時播種法を組合せ,麦・大豆の安定収量が得られる湿害回避技術を確立する。また,土壌のpHや排水性改善と,化学農薬を組み合わせたダイズ茎疫病防除体系を確立する。、成果:①モミサブローは施工3年後も排水能力を有していた。湿害発生圃場は硬盤の形成による縦浸透の抑制、隣接圃場などからの水の流入、土壌の浸透能の低下が見られる。隣接圃場から水が流入する圃場では、畝立て栽培を行うことで湿害を軽減できた。②チアメトキサム・フルジオキソニル・メタラキシルM 水和剤8mL/種子1kg 塗沫処理区、アミスルブロム水和剤10mL/種子1kg 塗沫処理区、プランター栽培における接種試験において、ランマンフロアブル1000 倍希釈液の生育期散布は、ダイズ茎疫病に対して防除効果が認められた。ダイズ茎疫病の発病は、不耕起播種で多かった。耕うん同時畝立て播種は、ロータリーシーダに比べ本病の発病が少ない傾向が認められた。
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| カテゴリ |
病害虫
湿害
水田
大豆
農薬
排水性
播種
防除
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