課題名 |
産地ニーズに応じたサツマイモ品種の選定と病害虫管理技術の開発 |
研究機関名 |
茨城県農業総合センター農業研究所
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研究分担 |
作物研究室,病虫研究室
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研究期間 |
新H27~31 |
年度 |
2015 |
摘要 |
目的:①ベニアズマを補完または代替する、肉色が黄色く粉質で長期出荷に向く有望系統の選定を目標として調査を行う。また,紫色系統「九州165 号」の本県での適応性を検討する。②有望系統のつる割病に対する抵抗性・線虫抵抗性について評価する。、結果:①黄色有望系統5系統について収量、品質、食味調査を実施し、「作系47」、「九系333」を選抜した。「九州165号」は「パープルスイートロード」と比較して収量性は劣るものの、肉質が粘質で甘味が強く、食味が良い。本県において地域適応性があると判断した。②つる割病菌接種圃場において、「作系45号」及び「作系46号」はつる割病の発病は認められなかった。ネコブセンチュウ少発生条件において、「作系45」、「作系46」、「作系47」はネコブセンチュウによる塊根の被害が少なく、栽培後のネコブセンチュウ密度を低く抑えた。
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カテゴリ |
害虫
管理技術
出荷調整
抵抗性
品種
良食味
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