課題名 |
気候温暖化に対応した品質の優れるリンゴ優良品種・系統の選定及び減化学農薬防除体系の、確立、 |
研究機関名 |
茨城県農業総合センター山間地帯特産指導所
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研究分担 |
山間地帯特産指導所
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研究期間 |
継H26~31 |
年度 |
2015 |
摘要 |
目的:リンゴ品種・系統を選定するため、24品種・系統の特性調査を行う。また、リンゴ主要・優良品種の生育・果実特性を行う。「こうとく」の果肉軟化やそれに伴う日持ち性の低下等の高温障害対策として、夏季の灌水処理による果実品質低下の軽減効果を検討する。、成果:①9月収穫の「紅いわて」(現在、栽培は育成県内限定品種)は、「つがる」と比較して着色や果実品質が優れることを明らかにした。「おぜの紅」と「秋星」については、対照品種と比較して明確な優位性が認められないため本年度で試験中止とした。②H27年は、全体的にやや小玉、低糖度傾向を示したが、「はるか」「ぐんま名月」等の晩生品種では比較的糖度が高かった。③夏季に灌水処理を実施した結果、「こうとく」/マルバは灌水区において無処理区より表面色が濃くなり、地色やデンプン抜けが早く、糖度が高く、食味が優れた。また、灌水区では無処理区と比較して硬度や肉質が優れる傾向があることを明らかにした。
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カテゴリ |
病害虫
高温対策
農薬
品種
防除
良食味
りんご
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