課題名 |
1高糖分高消化性WCS用稲を活用した水田における高栄養飼料の生産とその利用技術の開発、(1)北関東米麦二毛作地帯における低コスト安定多収栽培技術と飼料用稲麦二毛作体系の確立及び現地実証 |
研究機関名 |
群馬県畜産試験場
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研究分担 |
飼料環境係
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研究期間 |
H27~31 |
年度 |
2015 |
摘要 |
二毛作水田において栽培した高糖分高消化性WCS用イネの「たちすずか」は、出穂期から29日後に、「中国飼219号」は24日後に糊熟期に達し、実乾物収量はそれぞれ1,322㎏/10a、1,478㎏/10aで多収であった。また黄熟期に達した「たちあやか」は、1,294㎏/10aの実乾物収量を得た。また以上の3品種すべてで縞葉枯病を確認した。「たちすずか」の単少糖含量(茎葉部)は、登熟に伴い増加した。また早熟期収穫を想定した「たちすずか」のパウチサイレージは、水分含量の高い穂揃い期収穫であっても乳酸菌添加によりVスコアは良の評価となった。糊熟期収穫では、乳酸菌利用に関わらず良質なサイレージの調製が可能であった。飼料用イネ収穫後に栽培した飼料用オオムギの苗立ち率は、耕起圃場の90.7%に対し不耕起圃場では88.3%で差はなかった。
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カテゴリ |
縞葉枯病
飼料用作物
水田
多収栽培技術
低コスト
二毛作
品種
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