課題名 |
東京うこっけいの機能性成分の動態解明と有効利用 |
研究機関名 |
東京都
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研究分担 |
畜産技術科
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研究期間 |
新H28-30 |
年度 |
2015 |
摘要 |
「東京うこっけい」は、高産卵系統として開発され、採卵鶏としての利用が進む一方、肉としての有効利用はされていない。また、採卵を終えた鶏の処理も課題となっている。そこで、烏骨鶏肉の利用価値を向上させ、肉の利用推進と農家収益の向上を図る。 、烏骨鶏は古来より健康作用のある食材として利用されており、その肉あるいは卵が機能性を持っている可能性がある。これまで農総研では、烏骨鶏の骨格筋において、イミダゾールペプチド(カルノシン・アンセリン)という高い抗酸化作用を持つヒスチジン含有ジペプチド含量が高いことを明らかにした(2014)。そこで、さらに烏骨鶏が特異的に高濃度で持っている機能性成分を検索し、烏骨鶏肉の付加価値の向上を図る。、また、一般的にニワトリでは、骨格筋に含まれる機能性成分は週齢に伴い変動することが知られている。したがって、食肉としての利用価値を最大限に高めるためには、機能性成分の週齢に伴う動態を明らかにする必要がある。そこで、産卵成績、産肉成績、および骨格筋中の機能性成分の週齢に伴う動態を比較検討し、高い産卵成績の維持と、食肉としての利用価値の最大化を両立する最適な出荷週齢の解明を図る。、
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カテゴリ |
機能性
機能性成分
出荷調整
鶏
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