課題名 |
酢酸菌を利用した多様な果実発酵食品の開発 |
研究機関名 |
東京都
|
研究分担 |
食品技術センター
|
研究期間 |
新H28-30 |
年度 |
2015 |
摘要 |
穀物や果実を原料とした酢製品は、調味料・飲料としての高い嗜好性や、摂取時の機能性の点から、安定した生産量を誇っている。しかしながら、果実を原料とした酢製品では、製造工程中に酵素処理や濾過により清澄化されているものや、酸味・酸臭が単に強いもの、果汁や糖を添加したものが多く、原料果実と発酵・熟成によって生じる風味・食感を共に活かした製品は少ない。また、酢製造企業は、酸度の過不足や雑菌・異臭発生等の防止に向けて、発酵技術の向上による製品品質の安定化に取り組んでいる。さらには、都内食品企業・農業者は、ナシやキウイフルーツの規格外果実(落下果や過熟果など)の加工品への活用を強く望んでいる。、そこで本研究では、東京都産果実(ナシおよびキウイフルーツ)を用いて、原料果実の食感と発酵による風味を活かした醸造酢の開発、および酢酸菌が産生する物質を用いた食品の開発を行う。また、それらの食品の製造において、規格外果実の活用の方策を検討する。、
|
カテゴリ |
加工
キウイフルーツ
機能性
|