8.都市農業における経営の安定強化のための調査研究、(2)農業機械、システム等利用による省力化技術の開発

• 研究機関名: 神奈川県農業技術センター
• 研究分担: 生産技術部
• 研究期間: 完H23～H27
• 年度: 2015
• 摘要: 目的：本県園芸作目における生産性向上のため、農業機械、システム等の改良開発を行うとともに、作業の省力化・効率化等を図る。、計画：(1)農業機械等の改良による省力化技術の開発、(2)養液栽培による低コスト安定生産技術の開発、期待される成果：収益性が高く、省力的で効率的な作業ができる園芸生産システムの開発。園芸作目の生産安定と農作業の省力・軽労化が図られる。、成果： 、(1)アシストスーツの実証試験及び大規模実証試験、 農業用アシストスーツの作業導入のモデル作業試験の実証を行い、軽労効果等を明らかにした。また、大規模実証試験として、農家へのアンケートを行い、軽労効果や装着の問題などを明らかにした。 (ｲ)パン用小麦品種‘ゆめかおり’の開花期防除同時施肥技術の確立、‘ゆめかおり’の開花期追肥として、N成分量で2～4kgの範囲で行うと、追肥なしに比べて子実蛋白質含量を１％以上向上できた。また開花期に尿素溶液をN成分量で2～4kg葉面散布することにより、葉先に焼けが発生するが収量等への影響はなく、子実蛋白質含量も高くなるので、省力的な開花期追肥方法として利用可能であった。、(3)養液栽培における低コスト安定生産技術の開発、 トマト養液栽培の抑制栽培で問題となっている心腐果は定植してから潅水開始時間までの時間が長いと発生が多くなることが明らかになった。、、
• カテゴリ: アシストスーツ 経営管理 軽労化 栽培技術 省力化 施肥 低コスト トマト 品種 防除 養液栽培