課題名 |
11.品質向上と高付加価値化のための技術開発、(1)県産農畜産物の品質特性・加工特性の解明と高付加価値化に関する研究、(ア)県産農産物の品質特性の解明 |
研究機関名 |
神奈川県農業技術センター
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研究分担 |
生産環境部
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研究期間 |
完H23~27 |
年度 |
2015 |
摘要 |
目的:当所の育成品種や現場に導入される新品種や新栽培法により栽培された農産物の品質特性を明らかにし、生産現場導入の基礎資料、県産農産物の高付加価値化に資する。 計画:(1)品質特性の解明、(2)加工適正評価及び加工品開発支援 期待される成果:県育成品種、県産主要農産物の品質特性が解明され、栄養成分、嗜好成分が明らかとなる。県産農産物を利用した新規加工品が開発される。 成果: (1)トマト‘湘南ポモロン’の品質特性、 トマト‘湘南ポモロン’の作型の違いによる品質特性を明らかにすることを目的に調査を行い、‘湘南ポモロン・レッド’は、どの作型においても、糖度等が高い傾向にあり生食調理兼用の品質を備えていることを確認した。また、‘湘南ポモロン・ゴールド’は、‘クックゴールド’と同等の品質を有し、作型により糖度、有機酸で違いがあることを明らかにした。、(2)ニンジンのカロテノイド含有量評価、 β-カロテン含有量について評価したところ、カロテンを多く含むとされる‘ベータリッチ’は‘アロマレッド’と比較し有意にカロテン含有量が高いことを確認した。、(3)ダイコン‘湘白’の加工適性評価、 ダイコン‘湘白’の品質特性・加工適性を明らかにするため、ツマ加工適性の評価を行い、ツマ加工適性があることを明らかにした。、(4)トマトジュースの品質評価、 農産加工工場で、製造されたトマトジュースの品質評価を実施し、同等な市販品の中での位置づけを明らかにするため、糖度等を調査したところ、各種トマトジュース製品はそれぞれ特徴があることを明らかにした。、、、
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カテゴリ |
加工
加工適性
加工特性
高付加価値
新品種
だいこん
トマト
にんじん
品種
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