課題名 | 12.新鮮で安全な農畜産物を安定して提供するための技術開発、(2)樹体ジョイント仕立てを活用した果樹・枝物の安定生産技術の確立、(エ)樹体ジョイント栽培によるクリ「ぽろたん」の省力・多収生産及び加工技術の開発 |
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研究機関名 |
神奈川県農業技術センター |
研究分担 |
生産技術部 |
研究期間 | 完H24~27 |
年度 | 2015 |
摘要 | 目的:クリのジョイント栽培技術の開発により、全国平均の3倍以上の収量アップ、作業時間の2割以上削減を達成し、今までには無かった東北地方にクリの経済産地を育成する。また、付加価値の高い加工製品も開発し、既存品種の栽培と比べて、生産コストの低減、多収、高単価を実現することによって、収益率を2倍以上とすることを目標とする。、計画:(1)クリ「ぽろたん」の安定生産及び環境負荷低減技術の開発、期待される成果:低樹高化と早期多収を可能とするジョイント樹形を開発し、成園としての収量、果実品質を高め、最終的には全国平均の3倍以上の収量アップを目標する。また、側枝管理の単純化と樹高の抑制により剪定作業の省力化を図り、作業時間の2割以上削減を達成する。 成果: (1)クリ‘ぽろたん’のジョイント栽培による早期収穫の検討、 4年生樹の収量は、ジョイント・無せん定区が収量255.3kg/10aと最も多く、慣行立ち木仕立て区の50.8kg/10aを大きく上回った。、(2)ジョイント樹形に合わせた農薬散布削減技術の確立、 くり‘ぽろたん’のジョイント樹形では散布の必要のない上部のノズルを閉じることにより慣行散布量を約33%削減することが可能になると考えられた。、 |
カテゴリ | 病害虫 加工 環境負荷低減 くり コスト 栽培技術 樹体ジョイント 省力化 低樹高 農薬 品種 |