| 課題名 |
1 担い手経営を支援する水稲・大豆の安定生産技術の確立、2)大豆新品種「里のほほえみ」の高品質安定生産技術の確立、(1) 「里のほほえみ」の特性を引き出す安定栽培技術の確立、② 収穫適期の解明 |
| 研究機関名 |
石川県農林総合研究センター農業試験場
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| 研究分担 |
作物栽培G
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| 研究期間 |
継H26~ |
| 年度 |
2015 |
| 摘要 |
【目的】平成25年から試験栽培が開始された大豆新品種「里のほほえみ」は裂莢程度「難」で裂莢しにくい性質を備えている。成熟後の立毛状態での裂莢による収穫ロスは発生しにくいが、子実品質の劣化が開始するまでに収穫作業を行う必要があると考えられる。本試験では、成熟以降の裂莢による収量ロス、子実および植物体の水分、品質の推移を調査し、「里のほほえみ」の収穫適期幅を検討する。、【成果】各播種日について、達観調査による開花期、成熟期は表1のとおりであった。成熟期は、圃場内の80~90%の莢が褐変し、莢を振ると音がなる状態の時期とした。大豆のコンバイン収穫における目安となる子実水分(22%)に達した日は、成熟期とほぼ同じであった。黄葉期後に褐色莢率は急速に上昇し、子実水分は減少した。成熟期以降、子実水分および茎水分はゆるやかに低下したが、まとまった降雨があると上昇した。全ての播種日において子実水分22%に達した時の褐色莢率は約90%であった。成熟期から日数が経過しても緑色および黄色の茎水分は下がらず、緑色の茎は70%程度、黄色の茎は60%程度であったが、褐色の茎は成熟期以降水分が徐々に低下した。12月上旬の裂莢率・立毛損失は6月8日播種(成熟期後50日程度)、6月24日播種(成熟期後35日程度)でそれぞれは5.1%。2.4%、4.1%・1.4%と低い水準であった。成熟後の子実の外観品質は、全ての播種日で日数が経過すると腐敗粒が増加する傾向であった。、 以上より、大豆「里のほほえみ」の収穫の開始時期は、褐色莢率が90%程度になった時点を目安する事ができるものと考えられる。それ以降は、裂莢による子実の損失は軽微であるが、腐敗粒が増加するため、30日以内を目安としてなるべく早く収穫を行うことが望ましい。
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| カテゴリ |
安定栽培技術
経営管理
新品種
水稲
大豆
播種
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