2 作物栽培基礎調査、2)大麦

課題名 2 作物栽培基礎調査、2)大麦
研究機関名 石川県農林総合研究センター農業試験場
研究分担 作物栽培G
研究期間 継S62~
年度 2015
摘要 【目的】毎年、一定の栽培条件での生育経過および収量、品質を調査・検討し、栽培指導上の情報を関係機関に提供するとともに、作柄解析を行う。                                                  【成果】10月中下旬は高気圧に覆われ晴れた日が多かったが、台風や気圧の谷の影響で大雨の日があり、出芽苗立は、標播、晩播ともに平年より少なかった(平年比 標播:97%、晩播:88%)。11月は気温が高く、降雨は少なく経過したが、12月は気温がかなり低く、降雨はかなり多く、越冬前の茎数は、標播で平年並み(568本/㎡、平年比:100%)、晩播で平年より少なかった(308本/㎡、平年比:85%)。1~2月は雪や雨の日が少なく(平年比:降水量85%、降雪量31%、積雪日数35日)、最高分げつ期の茎数は、標播では727本/m2と目標茎数(650~800本/m2)を確保したが、晩播では374本/m2と少なかった。3~4月は気温が高く経過し、出穂期は、標播で4月19日(平年差:-3日)、晩播で4月23日(近年差:-4日)と平年より早かった。登熟期間の4月下旬から5月は日照時間がかなり多く(平年比:141%)、降水量はかなり少なかった(平年比:24%)ため、登熟環境は良好だった。成熟期は、標播で5月29日(平年差:-7日)、晩播で6月1日(近年差:-8日)となった。生育期間を通じて病害の発生は見られず、成熟期に倒伏はなかった。標播では、穂数は多く(平年比:130%)、千粒重は平年並み(平年比:101%)で、収量は平年より高かった(平年比:125%)。晩播では、穂数は少なく(近年比:88%)、千粒重は低く(平年比:97%)、収量は近年より低かった(近年比:87%)。標播では、粒厚は平年に比べ厚く、容積重は平年並みであった。子実粗タンパク質は平年より高く、硝子率は平年より低かった。晩播は、粒厚、容積重は近年並で、硝子率は平年より低かった。子実粗タンパク質は近年より低く、硝子率は近年より低かった。
カテゴリ 大麦 栽培条件

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