課題名 |
3 フリージアウイルス病防除技術の開発、1)ウイルスの特定と被害解析、(3) FreMV、FreSV検出用新規RT-PCRプライマー作成 |
研究機関名 |
石川県農林総合研究センター農業試験場
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研究分担 |
生物資源G
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研究期間 |
新H27 |
年度 |
2015 |
摘要 |
【目的】本県育成のフリージア新品種で問題となっているウイルスの種類に、フリージアモザイクウイルス(FreMV)、フリージアスネークウイルス(FreSV)が存在することが今年度新たに明らかとなった。このウイルスを検出するRT-PCRプライマーの報告はあるが(水田ら2014)、FreMVは非特異的な領域のバンド増幅があり、目的の領域のバンドが確認しづらい状況である。そこで、新たにFreMVおよびFreSVを検出できる高感度のRT-PCRプライマーを開発する。、【成果】外皮タンパク質領域内にプライマーを設計し、RT-PCRを行った結果、設計したサイズのバンドがそれぞれ増幅された。FreMVについては、既報プライマーのような非特異的なバンドは検出されず、より高感度のプライマーと考えられた。また、FreSVについては、既報プライマーと同様に明瞭なシングルバンドの増幅であった。増幅断片の塩基配列を解読した結果、設計通りの配列(FreMVは652bp、FreSVは395bp)であり、それぞれ外皮タンパク質領域を増幅していた。
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カテゴリ |
新品種
水田
フリージア
防除
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