12 緑肥等による赤黄色土の土壌改良技術の開発、1)緑肥による土壌改良技術の確立、(2) 緑肥の土壌改良効果の把握と栽培技術の確立

課題名 12 緑肥等による赤黄色土の土壌改良技術の開発、1)緑肥による土壌改良技術の確立、(2) 緑肥の土壌改良効果の把握と栽培技術の確立
研究機関名 石川県農林総合研究センター農業試験場
研究分担 生物資源G
研究期間 新H27~29
年度 2015
摘要 【目的】緑肥は、広い面積にも導入しやすく、大規模畑作営農における効率的な土壌改良が期待できる。しかし、地域に適した生育特性をもった緑肥や適した土壌環境については不明な点が多い。ここでは、緑肥を組み込んだ栽培体系における緑肥の土壌改良効果を把握する。、【成果】供試した緑肥のうち、ヘアリーベッチは生育ムラがあり、すき込み時の現物重も460㎏/10aと少なかった。ヘアリーベッチの根系は、主根が太く、根粒菌の着生が見られたが、側根の発達は比較的少なかった。エンバク野性種の生育は比較的斉一で、すき込み時の現物量は1.77tとなり、成分供給量は堆肥の1t施用と同等となった。栽培跡地土壌の化学性をみると、緑肥栽培区では対照区に比べてやや値が高い項目があるものの、大きな化学性の変化は認められなかった。跡地土壌の物理性を見ると、場所によってはヘイオーツで飽和透水係数が高くなる場合があったが、大きな差は見られなかった。また、春播き緑肥栽培すき込み初年度においては、キャベツの生育・収量、土壌調査に明瞭な差は見られなかった。今後、緑肥の栽培を継続した際の土壌改良効果について継続調査する。
カテゴリ キャベツ 栽培技術 栽培体系 土壌改良 土壌環境

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる