課題名 | 普通作物の病害虫に関する素材開発研究2)水田環境保全のための総合病害虫管理技術 ア 化学合成農薬によらない種子伝染性・土壌伝染性病害の防除技術の開発 |
---|---|
研究機関名 |
長野県農業試験場 |
研究分担 |
環境部 |
研究期間 | 継H25~29 |
年度 | 2015 |
摘要 | 目的:化学合成農薬によらない種子伝染性・土壌伝染性病害の防除技術を開発する。成果:①酢酸混合液による種子消毒効果を検討した。催芽時200、400倍24時間浸漬および浸種前100倍24時間浸漬はもみ枯細菌病、苗立枯細菌病に対し実用的な効果が認められた。ばか苗病、いもち病に対してはやや効果の低い場合があった。、②ケイ酸資材(加工鉱さいリン酸肥料)の幼穂形成期追肥(40g~120g/㎡)について複数圃場で検討したところ、穂いもちに対して一定の発病軽減効果が認められたが効果は不安定であった。、③無肥料培土、肥料入培土とも、亜リン酸粒状2号を10~30g/箱混和することで、イネ苗の草丈、葉色、根量が増加した。また、自然発病下で、苗立枯病(Pythium属菌)に対する高い発生抑制効果が認められた(防除価96.1)。、 |
カテゴリ | 病害虫 いもち病 害虫 加工 管理技術 種子消毒 水田 立枯病 農薬 防除 もみ枯細菌病 |