課題名 | アサクラサンショウの特性解明と安定生産技術の確立 |
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研究機関名 |
兵庫県立農林水産技術総合センター |
研究分担 |
農業技術センター農産園芸部 北部農業技術センター農業・加工流通部 |
研究期間 | 完H23~27 |
年度 | 2015 |
摘要 | 目的:アサクラサンショウのブランド化推進のため、品質特性を明らかにし、長期保存が可能となる一次加工技術の開発、特性を活かした加工品開発と低樹高安定生産技術を開発する。、成果:①アサクラサンショウは生果で冷凍・解凍すると果皮色が褐変するが、1次加工としてブランチング1分処理または15%食塩水24時間浸漬処理を行うことで冷凍・解凍後においても果皮色の緑色保持効果が得られた。②アサクラサンショウの一次加工のための製造工程表を作成した。製造工程においてブランチング1分処理と、包装後の加熱処理85℃20分の組み合わせで、鮮やかな緑色を保持した衛生的な1次加工品が製造できる。③低樹高栽培に適したせん定法(樹形)を検討した結果、主幹形よりも開心形の方が多収で作業効率も優れた。雄花の受粉は、ほぼ虫媒でのみ行われることが確認できた。④春肥の施用は成木では窒素12㎏で増収効果が認められた。 |
カテゴリ | 加工 受粉 低樹高 |