課題名 |
スプレーギクの生産性向上技術の開発 |
研究機関名 |
和歌山県農業試験場
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研究分担 |
栽培部
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研究期間 |
完(H25~27) |
年度 |
2015 |
摘要 |
[目的]、 スプレーギクの冬期の作型における省エネ栽培技術の開発、開花遅延しにくい夏秋ギク型の優良品種の育成を行う。、[結果の概要]、①1~2月開花の作型において、‘レミダス’および‘エリートピンク’を用い、挿し穂の低温処理(5℃で30日間)を行うと、開花促進効果が認められた。挿し穂を冷蔵することで、慣行の夜温よりも2~3℃低温で管理しても、開花の遅れが抑制され、慣行の温度管理とほぼ同程度の到花日数で開花した。、②3月開花作型において、32品種を供試し、変温管理を行ったところ、慣行の夜温一定の温度管理と比べて開花が3日程度遅れたが、切り花長が長くなる傾向にあった。また、この変温管理方法における灯油の消費量は慣行栽培の約70%であった。、③2013年に2次選抜を行った23系統と、2014年に1次選抜を行った62系統、及び対照10品種について生育調査を行い、開花時期や切り花品質等を評価した。花色が白色の‘140202’、桃色の‘132703’、黄色の‘142102’を含む16系統を選抜した。
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カテゴリ |
温度管理
きく
栽培技術
省エネ・低コスト化
品種
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