課題名 |
エンドウを加害するウラナミシジミの緊急防除技術開発 |
研究機関名 |
和歌山県農業試験場
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研究分担 |
環境部
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研究期間 |
継(H26~28) |
年度 |
2015 |
摘要 |
[目的]、 ウラナミシジミによる被害を早期に予測し、農家へ予察情報として提供するとともに、防虫ネットを活用して現地の栽培体系に適した総合防除技術を開発する。、[結果の概要]、①春季におけるハマエンドウでの発生は串本町よりも御坊市の方が多かった。また、夏季における発生をハマナタマメで調べたところ、9月に向けて増加がみられた。7月の降水量と9月、10月の日照時間で被害発生予測式を作成したところ、本年10月下旬の予測被害株率が8.3%であったのに対し、実測値は11.8%であった。成虫の日周活動を調査したところ、成虫の活動は日射量と相関がみらた。、②キヌサヤエンドウをネット資材で被覆したところ、4mm目白色防風ネット、1mm目防虫ネットは対照区(農薬散布)に比べて、花への産卵とさやの被害を少なく抑えることができた。また、4mm目白色防風ネットとBT剤散布を併用するとさらに被害を半分程度に抑えることが出来た。、③前年に室内試験で選定した薬剤の有効な散布間隔を現地農家ほ場で調査したところ、薬剤の散布10~13日間隔で被害さやが減少した。
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カテゴリ |
病害虫
栽培体系
さやえんどう
総合防除技術
農薬
防除
薬剤
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