課題名 |
実エンドウの省力・低コスト・多収栽培を可能にする改良型太陽熱土壌消毒技術の開発 |
研究機関名 |
和歌山県農業試験場
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研究分担 |
環境部
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研究期間 |
完(H25~27) |
年度 |
2015 |
摘要 |
[目的]、 実エンドウの秋まきハウス冬春どりの作型において、家畜糞堆肥と肥効調節型肥料を用いた太陽熱土壌消毒前全量基肥施用技術を確立し、苗立枯病に対する土壌消毒効果の安定化と無追肥による施肥労力の削減および土壌物理性の向上を図る。、[結果の概要]、①牛糞オガクズ堆肥と実エンドウ用に開発した新肥料(微生物分解性肥効調節型肥料H-CDUと有機質肥料を配合)を全量基肥施用すると、太陽熱土壌消毒処理により土壌中の無機態窒素量および交換性カリウム量は増加した。可給態リン酸量は変化が認められなかった。、②牛糞オガクズ堆肥と新肥料を全量基肥施用とし窒素施用量を慣行施用量から2割減肥しても、収量は慣行栽培とほぼ同等となり、実エンドウの無機養分含有率も慣行栽培と差はなかった。、③土壌水分をほ場容水量の60%に調整した場合、エンドウ苗立枯症状から分離したフザリウム属菌の高地温における死滅条件は、43℃で48時間、45℃で36時間、50℃で24時間であった。また、2核リゾクトニア属菌では50℃で72時間であった。、
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カテゴリ |
土づくり
施肥
施用技術
立枯病
低コスト
土壌消毒
実えんどう
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