| 課題名 | 紀州備長炭のブランド力維持と原木林の更新技術に関する研究 |
|---|---|
| 研究機関名 |
和歌山県林業試験場 |
| 研究分担 |
特用林産部 木材利用部 経営環境部 |
| 研究期間 | 完H25~27 |
| 年度 | 2015 |
| 摘要 | 目的、①原木の材質評価、②穿孔木を原料とした紀州備長炭の特性評価、③原木林の更新技術開発、成果、①穿孔被害が原木材質に与える影響を確認するため、乾燥に伴う体積収縮率を測定した結果,被害木の体積収縮率は健全木の体積収縮率に対して10%程度低下した。また、材中の微量元素の放射方向分布の変化について検討したところ、傷害心材と接する辺材部位で、K・Naの含有量が最も高くなる傾向が見られた。、②カシナガ穿孔被害が備長炭の燃焼性に与える影響の確認並びに製炭方法の検討を行った結果、健全な原木と被害原木を同一窯で製炭した備長炭の燃焼試験では、健全炭に比べ被害小の炭では測定値に有意な差は認められなかった。被害大の炭では燃焼時間が若干短くなる等の有意な差が認められたが、一事例として窯内の原木を被害原木主体にし、その被害程度に応じた製炭をした場合、被害大の炭で燃焼時間が長くなる傾向が見られた。、③適切な径級(原木径約6~10cm)で皆伐されたウバメガシ林に比べて、大径化林分、カシナガ被害を受けた大径化林分では、伐採約5年後に株の生存率が減少した。大径化林分、カシナガ被害を受けた大径化林分では、伐採する位置が低いほど伐根の生存率が増加した。 |
| カテゴリ | 乾燥 |